この記事では、すでに国際コーチング連盟(ICF:International Coaching Federation)のコーチ資格(ACC・PCC・MCC)をお持ちの方で、3年に一度の更新をしなければならない方にとって、絶対に忘れてはならないことについて解説しています。
今年更新をしなければならない方は、更新時期になって慌てないよう、必ずチェックしておいてくださいね。
今年更新をしなければならない、ICFのコーチ資格をお持ちのみなさん!
2017年から、更新単位に、倫理規定3単位が必須になっていることをご存じでしょうか?
ICFの更新情報ページ には、ACC・PCC・MCCともに、「倫理規定3単位」が必須であると書かれています。
At least three (3) hours must be in coaching ethics. (Coaches can obtain coaching ethics hours by completing ICF’s free online course.)
そして、ICFが無料で提供しているオンラインコースで取得できるとも書かれています。
ICFが提供する「Ethics CCE Course」のリンクは下記です。が残念なことに、日本語での提供はありません。
理由は、日本人でICFの会員登録をしている人が少ないから。会員登録者数が多い国優先になるので、日本語での提供は無いということなのです。(T ^ T)
ヘルスコーチ・ジャパンがICFと同じ内容のオンライン倫理規定プログラムを提供するようになった経緯
実は、ヘルスコーチ・ジャパンのメンバーである高橋美佐コーチが、2017年に自分のCredential(資格のこと)の更新をしようとして、この記述に気づきました。
更新期限が迫っていたので、日本語で倫理規定を提供している団体を探す時間も、受講する時間もありませんでした。
幸い彼女は英語ができたので、ICFのフリープログラムを受講することで事なきを得たのですが、今後更新をする方々は、きっと困るだろうと思い、なんと大胆にも次の行動を起こしたのです
大阪リーダー高橋美佐コーチがとった大胆行動
- ICFに交渉
- ICFが提供しているフリープログラムを日本語に翻訳
- ヘルスコーチ・ジャパンのプログラムを受講している人に限って、倫理規定3単位として提供することを認めてもらった
高橋美佐コーチは時々とても大胆な行動を取ります。
普段はどちらかというと物静かで理知的な京女なのですが、英語になるととたんにアグレッシブになるのです。
これにはびっくりでした。
でもそのお陰で、わたしたちは日本語でICFのオンライン倫理規定コースと同じ内容が受けられるようになったのです。
美佐コーチ、ありがとう!
ICFの倫理規定オンラインコースはどんな内容なのか?
ICFの「Ethics CCE Course」のページには、下記のように書かれています。(2022/02/15現在は記載されていない上に、Englishのコースを閲覧しようとすると、危険サイトとの表示が出て見れなくなっています。)
- Watch the OnDemand video presentation below.
- Read “Do You Give Your Clients Advice.”
- Take the summative quiz.
まず、動画を見る、そして、「Do You Give Your Clients Advice」という論文を読む、最後に、クイズを受ける。
という手順です。
クイズは、全問正解する必要があります。ほとんどが選択問題ですが、1問だけ記述式クイズもあります。
ヘルスコーチ・ジャパンは、上記の内容を全て日本語に翻訳して、確認テストも日本語で作成し、それを完了した人には、3単位の倫理規定単位を与えることができる許可を、ICFからもらいました。
英語が苦手な人も、これで大丈夫です。
あなたは、日本語のオンラインプログラムで、倫理規定3単位を取得することができるのです。
日本語プログラムの受講方法
日本語での倫理規定プログラムの受け方は簡単です。
ヘルスコーチ・ジャパンが提供しているプログラムを受講すれば、もれなく倫理規定オンラインプログラム日本語版を受講できるからです。
ご興味がある方は、下記ページをご覧下さい